About
「かむなびの郷」は、2010年9月15日「若年層の育成支援」を掲げ、農業を手段として活動を開始しました。
10周年を迎えた今では10代から90代までの幅広い年齢の方々が相談に訪れ、
解決した喜びを感謝に代えてボランティアに参加してくださっています。
土に触れる作業が心身ともに良い影響があることが分かってきました。
作業に参加するうちに元気を取り戻している方もおられます。
耕作放棄地の解消にも取り組んでいる農業の他、代表のメッセージをお伝えする
「来福こうえん会」の開催やYoutubeを利用して「来福こうえん会・講演録」を公開しているのを初め、
視聴者の方から頂いた質問・疑問に一問一答形式で代表がお応えする「かむなびTV」。
風景や生き物を題材にかむなびの郷を紹介する「かむなび農業ファームチャンネル」等の情報発信に
取り組んでいます。不定期刊行物とし笑顔になれる「ほっとnews」を発行しています。
かむなびとは、漢字で「神名備」又は「神南備」とも書き、神々の鎮座する山や森のこと。
平たく言えば「神様の居られる処」と言う意味合いです。
「山辺の道(やまのべのみち)」は誰もが知っている「日本最古の道」。
この道を人や物が行き交い、古代の日本が創られました。
山辺の道は、たんなる道と言うだけでなく、祈る心を捧げた道。
今で言う、「パワースポット」を巡る心の道でもありました。
今も昔も人々の祈る心が漲り、神仏に護られた山辺の道の中程、
国技・相撲発祥の地と伝わる「相撲神社」と歴史ある「大兵主神社」の杜に抱かれた
ここ「穴師」に不思議なご縁を頂きました。
そこに、若者達が道に迷った時、しっかりと応援する場所、休憩した後、小さな一歩を
しっかりと踏み出せる場所として、時には神仏のご縁を頂き、
時には人とのご縁を結びながら、共同で「はたらく」場を作りたいと念じて、
「かむなびの郷」と名付けました。